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組織について

会長からのご挨拶

  • 会長 大野 忠士

    筑波大学
    ビジネスサイエンス系 教授

  会長選任の一連の手続きを経て、2017年7月の理事会にて正式に一般社団法人 日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE)の会長に選出されました。選挙にて投票いただいた方々が大勢おられたことに思いを寄せ、その方々の負託に応える責任を感じています。歴史あるJAFEEを副会長及び理事・代議員の皆さまと共に2年間運営していく所存です。会員諸氏のご協力をお願い申し上げます。

  JAFEEは1993年4月に設立され、金融資産価格や金融的意思決定にかかわる実証的領域を研究対象として産学官にわたる多くの研究者と実務家が意見交換、研究発表し、国内研究の水準を国際的レベルにまでに高めるというという目的で運営され24年余り大きな成果を上げてきました。会員の皆さまの努力により国際的水準に高めるという目的が十分に達成され、組織としての認知も進み社会的責任も重くなったことから津田前会長の下で法人化することが決定され、いよいよ2017年7月から一般社団法人として新たなスタートを切りました。

  世界の金融情勢を考えますと、ビッグデータ、深層学習、アルゴリズム・トレーディング、フィンテック、ブロックチェーン等のキーワードで示されるように様々なデータから高度な金融的認知・執行を行う分野が注目されています。われわれの守備範囲が広範に広がりつつあります。巨大なデータを相手にするとはいっても、実務界にインパクトを与えるためには、データ処理の方法を考え、データから意味のある法則を解明し、予測・評価することが必要です。金融工学・計量分析という科学的分析手法を使って研究を行ってきた実績がありかつ人的資源面でも実務家と研究職のバランスが良い我々には一段と重い使命があります。

  JAFEEは夏季・冬季の大会といった学術集会の開催、英文誌・和文誌の発行、海外とのシンポジウムの共同開催等多くの事業を行っています。特に和文誌は論文発表の機会を逃さずタイミングよく発表する機会を与えるために本格的な電子ジャーナル化を予定しています。執行部としてはまずは法人化後の各種手続きをスムーズに着陸させるという務めがありますが、学会としては世の中からの期待に応えるべくチャレンジングなテーマにも前向きに取り組んでいく必要があるかと思います。

一般社団法人 日本金融・証券計量・工学学会
会長 大野 忠士