1. トップ
  2. フォーラム 最新のフォーラム
  3. 過去のフォーラム一覧
  4. 過去のフォーラム

フォーラム

過去のフォーラム

  1. |第01回 |第02回第03回第04回第05回第06回第07回第08回第09回第10回
    第11回第12回第13回第14回第15回第16回第17回第18回第19回第20回
    第21回第22回第23回第24回第25回第26回 |第27回 |第28回第29回第30回
    第31回第32回第33回第34回第35回第36回第37回第38回第40回第41回
    第42回第43回第44回第45回過去のフォーラム一覧へ

第45回 JAFEEフォーラム

1) テーマ
『エージェントベースモデルとファイナンス』
2) 講演概要
近年、投資家行動に心理学の成果を取り入れた行動ファイナンスへの関心が高まりつつある。行動ファイナンスの示唆するような投資家行動が資産価格に与える影響の分析は解析的アプローチでは困難な場合が多く、そのようなケースにおける分析手法の一つとしてエージェントベースモデルと呼ばれる手法がある。エージェントベースモデルは、コンピュータサイエンスの分野において進展してきた手法であり、投資家行動などの局所的なルールから価格変動など系全体のマクロな挙動を分析する際の強力な手法として注目されている。
本フォーラムでは、エージェントベースモデルの研究事例に加え、テキストマイニングなどコンピュータサイエンスの知見を取り入れた分析事例についても紹介を行う。
3) 講師
慶應義塾大学大学院経営管理研究科
高橋 大志氏
4) 開催日
2010年11月29日(月) 18:20~19:50
5) 場所
慶應義塾大学三田キャンパス 三田キャンパス第一校舎1階 110番教室
(キャンパスマップはこちらをご覧ください)

第44回 JAFEEフォーラム

1) テーマ
『漸近有効な離散ヘッジ戦略』
2) 講演概要
連続時間の枠組みで構成されたヘッジ戦略を、現実的な設定で有限回のヘッジ取引によって運用する場合、どのようなタイミングでポートフォリオを組み替えたらよいのか。この問題に対して高頻度極限の漸近論によってあるクリアな解答を与える。漸近有効性の概念を導入し、それを満たすシンプルな戦略を陽に構成する。
3) 講師
大阪大学金融・保険教育研究センター
深澤 正彰 氏
4) 開催日
2010年7月23日(金) 17:30~19:00
5) 場所
慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟1階A会議室
(三田キャンパスへのアクセスおよびキャンパスマップはこちらをご覧ください)

第43回 JAFEEフォーラム

1) テーマ
『ベイズ統計学とファイナンス』
2) 講演概要
ジャフィージャーナル最新号で特集されたベイズ統計学のファイナンスにおける応用の可能性を概観する。特に本講演ではジャフィー和文ジャーナルに特集の序論として掲載された「ベイズ統計学とファイナンス-Black-Littermanアプローチを例として」をテキストとして使用し、主観確率に基づく意思決定、ベイズ統計学の基本原理、Black-Littermanアプローチのベイズ的解釈とその拡張を解説する。ジャフィー和文ジャーナル最新号を会場に持参していただければ講演内容の理解の助けとなるであろう。
3) 講師
慶應義塾大学経済学部
中妻 照雄 氏
4) 開催日
2009年10月6日(火) 18:30~20:00
5) 場所
東京都文京区大塚3-29-1 筑波大学東京キャンパス G501講義室
最寄り駅:東京メトロ丸の内線茗荷谷駅 徒歩2分

第42回 JAFEEフォーラム

1) テーマ
『分布展開法の市場リスク計測への応用』
2) 講演概要
ポートフォリオの損益分布の導出は、市場リスク計測の大きな鍵である。損益分布を導出するために現在採用されている主な手法には、リスク・ファクターの分布を多変量正規分布を使って表わすものと、リスク・ファクターの経験分布を使うもの(ヒストリカル・シミュレーション法)の2つがある。しかし、これらの手法は、いずれも、3つの問題、すなわち、
(1)リスク・ファクターの分布の特徴をどのように表現するか、
(2)リスク評価期間が長期の場合のリスク・ファクターの分布をどのように求めるか、
(3)リスク・ファクターの分布の表現からポートフォリオの損益分布をどのように求めるか、のうちの少なくとも1つへの対処に困難が伴う。
   本稿では、分布展開法の利用によって、これらの3つの問題全てに対して対処法を提示し得ることを示す。分布展開法とは、ある未知の分布を、別の既知の分布と多項式の積で近似する手法である。分布展開法の最大の利点は、この近似が、目標とする未知の分布の積率のみから構成されることである。また、本稿では、従来多用されてきた1変量の分布展開法を拡張して、多変量の同時密度関数の近似を得る手法も導入する。  分布展開法による近似は頑健性に欠け、多くの場合実用的でないという短所もしばしば指摘される。本稿では、この分布展開法の脆弱性を補うための工夫も提示する。 これらの解説とともに、市場で観測された標本を用いた数値計算例も示す。
3) 講師
日本銀行金融機構局
丸茂 幸平 氏
4) 開催日
2008年8月28日(木)15:00~16:30
5) 場所
東京都文京区大塚3-29-1 筑波大学東京キャンパス G501講義室

第41回 JAFEEフォーラム

1) テーマ
『A Simple Robust Link Between American Puts and Credit Insurance (joint work with Liuren Wu)』(同時通訳付)
2) 講演概要
We develop a simple robust link between American puts and credit insurance on the same reference company and term. Assuming that the stock price stays above a barrier B before default but drops and remains below a lower barrier A < B after default, we show that the spread between two co-terminal American put options struck within the default corridor [A,B] scaled by their strike difference replicates a standardized credit insurance contract that pays one dollar at default whenever the company defaults prior to the option expiry and zero otherwise. As long as the default corridor exists, this simple replicating strategy is robust to the details of pre- and post-default stock price dynamics, interest rate movements, and default risk fluctuations. We use the American put spread to infer risk-neutral default probabilities and compare them to those estimated from the CDS spreads. Collecting data on several companies, we identify strong co-movements between the risk-neutral default probabilities inferred from the two markets. We also find that deviations between the two estimates predict future movements in both markets.
3) 講師
ブルームバーグL.P. ニューヨーク本社クオンツ統括者/ニューヨーク大学数理ファイナンスプログラムディレクター
Peter Carr 氏(URL: http://www.math.nyu.edu/~carrp/)
※ 後半に、三浦良造氏(一橋大学)、中村信弘氏(一橋大学)、藤田岳彦氏(一橋大学)、宮崎浩一氏(電気通信大学)の4氏による、Peter Carr 氏を交えたパネル討論「エキゾチック・オプションと工夫されたデザイン」が開催されました。
4) 開催日
2008年4月16日(水) 17:30~19:15
5) 場所
ブルームバーグ オーディトリアム (丸ビル21F)